2月はギフトショーなど大きな展示会シーズンでしたが、今回は「ててて見本市」という展示会に行ってきました。
この暖簾も粋な感じ。
「日本の手工業を通し、『作り手』『使い手」『伝え手』を繋げるイベントや活動を行う」という見本市です。
伝統工芸や作家ものでもなく、といって大量生産でもない、
丁寧でまっとうなものづくりをする日本の小さな企業を中心に紹介するという試みです。
ここでなんとも可愛いもの見つけた!
この紐綴じ。お花のかたちになってます。和紙を二枚重ねた繊細で可愛らしい雰囲気。
和紙の産地、岐阜の企業と、デザイナー小野里奈さんによるプロダクト商品です。
ご祝儀袋もこんなのだったら、ちょっとワクワクしてしまいます。
さらに箸袋やら、ポチ袋やら、色んなものがあるー!
紐綴じを付けるだけで、こんなに雰囲気変わるんですね。
ワンポイントのアクセントになって、はっと目を引く印象です。
と思って見ていたら、紐綴じだけの商品もありました。
裏がシールになっていて、いろんなところにぺタっと貼り付けられます。便利!
かたちや色が色々あって、自由に選べるのも嬉しい。
紐綴じって、必要あるかないかって言われれば、そんなに必要でもなかったりするんだけど、
わざわざくるくる紐を回す手間がなんとも愛おしい。なぜかアイテムとして心惹かれます。
小野里奈さんのデザインされた作品、他にこんなのもありました。
楮紙でできた「かみのかびん」です。
ちょうちんのようにびよよんと伸びて花瓶になります。使わない時はぺったんこ。
中の花瓶はペットボトルでも、これでカバーすれば大丈夫。
味わいのある質感やフォルムもいい感じです。
小野里奈さん rinao design