マガジンハウスのウェブマガジンに「コロカル」というサイトがあります。
日本の様々な地域の興味深いこと、面白いことなどを紹介するサイトです。
私も「おでかけコロカル」というコーナーで鳥取県を担当しています。
その打合せで編集部を訪ねたとき、お土産にいただいたのがこのマスキングテープ。
その名もコロカルくん、というサイトのマスコットが描かれています。
ころころ転がる様子が妙に愛嬌があってかわいい。
非売品なので手に入れるのは難しいですが、
こういうオリジナルテープを作っているところ、最近ほんとに増えましたね。
会社の何かの記念だったり、お店のオープンなどでノベルティにしたり。
自分でデザインしたオリジナルテープを作ってみるのも楽しいですね。
colocal（コロカル）
鳥取県、境港といえば、ゲゲゲの鬼太郎！
鬼太郎ロードという、妖怪の銅像がずらりと並ぶ長いメインストリートがあります。
その脇道にぽつんと１軒、とってもいいお店がありまして、
境港へ行くと必ず覗いてしまいます。
お店の名前は「一月と六月」。
入ってすぐは本屋さんで、ずらりと本が並んでいます。
旅、食、暮らし、アート、カルチャーなど、店主の興味が反映されたような、独自のセレクトです。
ZINEやリトルプレスなど、あまり見かけない珍しい本も置いてあります。
奥へ進むと雑貨屋さん。
地元山陰を中心に、手作りの作家ものが多いです。
布小物やアクセサリー、洋服もあります。あまり他では売っていない品揃えが嬉しい。
2階にはギャラリーがあって、展示会をやっていることもあります。
このお店のレジ近くにある、思わずスマイルになってしまうミニスペース。
壁が本の形にくり抜かれていて、その中にちっちゃな小物が細々とディスプレイされています。
鳥取だけに、鳥モチーフが多いような。
小さな物語が潜んでいるようで、つい覗き込んでしまうコーナーです。
一月と六月
久々に訪ねた千石の八百コーヒー。
サイフォンで淹れるコーヒーがとても美味しく、マスターの話も面白くて、ついつい長居してしまう店なのですが、この店の大らかで自由なディスプレイ（というか、意図してない気ままな感じなんですけど）、いつも密かに注目してしまいます。
イベントのお知らせやら、誰かのお土産やら、お店に来たものづくりの作家さんが勝手に置いてったりしたのやら、なかなかカオスなコラージュができあがっています。
これは小さな子供が店に来たとき、作ってくれたそうです。お店にあるコーヒーやホットドッグ、ロールケーキなどの絵を描いたもの。ピンク色のものはイチゴサンド？？で、あったらいいな、というメニューだそうです。
アフリカ土産のものすごく凝ったビーズの動物。隣りに吊るされた七夕飾りのような折り紙もシュールだけど、変な可愛さがある。店に来た人が勝手に置いてったりして、全く計算されてないから、そこがいいんですよね。子供やらアーティストやらおじいちゃんやら、いろんな人が遊びに来る店だからこその、愉快でユーモラスな感じ。こういうの、楽しくていいなあと思います。
八百コーヒー
