大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015へ行ってきました!!
7月26日(日)〜9月13日(日)まで開催されています。
前日はジェームス・タレル「光の館」へ泊まって光のインスタレーションを鑑賞。
そして次の日は一日だけですが、展示をあちこち回ってきました。
最後に訪ねたのが、まつだい「農舞台」。
上から見ると足を四方に広げていて、まるで虫みたいな不思議なかたちの建物です。
階段を上がった2階が展示室とショップやレストランになっています。
近くには草間弥生氏の巨大な作品「花咲ける妻有」もありました。
ここで行われていた特別企画展「今日の限界芸術百選展」では、
美術評論家・福住廉氏を招き、華道家からパンクバンド、現代美術のアーティスト、
その肉親、銭湯のペンキ絵師、便利屋、元映画看板絵師、警備員、ダンサー、
そして松代近辺に在住している御老人の方々など、
福住氏が厳選した「おもしろい」ことに熱を上げている総勢100人近くを集め、
「今日の限界芸術」のありようを示す、というものです。
そこで見つけたこのタイトル。
んん??これは、もしやガムテープで作られている??
あ!これってJRの駅とかで見たことがある、あの人の作品では!!
やはりそうでした。
独特なガムテープ文字が注目されて、
「修悦体」(しゅうえつたい)という書体名までできてしまった、
JR警備員として働いていたという、佐藤修悦さんです。
私も日暮里駅でよく見ていました。
アールの部分や全体のバランスが絶妙で、つい見入ってしまう存在感があります。
ビデオ放映もされていて、
作っている様子を見ることができました。
8月1日(日)には、「佐藤修悦さんとガムテープ文字を作ろう!」
というイベントも開催されるそうですよ。
あー、教わりたかったー。
大地の芸術祭