6月19日(日)まで紀尾井町の特設会場で開催されている
「空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン展」を観に行ってきました!!
かなり大掛かりで想像以上に見応えがあり、ルイ・ヴィトンの創業から現在までの歴史と、
その時代のヨーロッパの生活や文化が垣間みれる、壮大で深遠な展示でした。
これらが全て無料で観られるなんて、太っ腹過ぎです。
絶対に現地へ行って観たほうがいいので、あまり写真は載せません。
ルイ・ヴィトンは、元々は荷造り用の木箱作り職人からのスタートだったそうです。
1800年代から現在まで、技術の進歩に伴って、旅のスタイルは劇的に変化しました。
馬車の時代から、船旅が流行って、飛行機、列車、自動車での気軽な旅まで、
その時代時代の旅のスタイルに合わせて、
ルイ・ヴィトンのトランクは多様に進化していきます。
ルイ・ヴィトンと共に旅の歴史を歩み、船に乗ったり、列車に乗ったりしたような疑似体験、
長いタイムトンネルをくぐったような気分になります。
ファッションや芸術にも視野が広がり、日本とも深い関係にあったことなど、
趣向を凝らした興味深い展示が次々に現れて、最後までワクワクと好奇心をくすぐられる展示でした。
旅やファッション、デザインが好きな人はもちろん必見なのですが、
ものづくりや紙もの好きにもツボです。
2代目のジョルジュ・ルイ・ヴィトンは、モノグラムを発案した人で、
様々な図案のデザインが展示されていました。
広告用のポスターやカードなどの印刷物もたくさん展示されており、
その時代のフォントやイラストの美しさに引き込まれます。
3代目のガストン・ルイ・ヴィトンは、執筆や書物をこよなく愛し、
印刷物や旅に関するもののコレクションがすごい!
特に旅先で集めたホテルのステッカーは一見の価値アリです。
また、運が良ければバッグ作りの実演も観られます。
職人さんが目の前で作業しています。
その手先の細かさについ、じっと見入ってしまいます。
6月19日(日)までなので、もうすぐ終わってしまいますが、
17(金)・18(土)は夜10時まで延長オープンしているそうなので、
まだ行っていない方は、ぜひ!おすすめの展示です。
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旅するルイ・ヴィトン展
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/heritage-savoir-faire/tokyo-expo#/home