青山スパイラルで行われている
Paper Gardenのオープニングへ行ってきました。
いきなりカラフルな色の光線がお出迎え!迫力あります。
今回のタイトルは
「スイスと日本の感性が響く、和紙で彩る光の空間」
スイスのデザインスタジオatelier oi(アトリエ オイ)と
日本のクリエイティブユニット SPREAD(スプレッド)が、
日本古来の伝統を継承してきた和紙、そして生活に寄り添い技術発展もしてきた和紙、
その伝統とテクノロジー、という異なる性質の和紙を用いて、
空間を彩るエキシビションを開催しています。
この直線のカラフルなグラフィックはSPREADの作品。
色の紙テープを様々に組み合せています。
一方、色と直線の迫力とは対照的に、
ふわふわと天井から舞い降りて来る、こちらも紙です。
ユネスコ無形文化遺産である、本美濃和紙が使用されています。
スイス、atelier oiによる作品「Honminoshi Garden」です。
ふと足元を見ると、影が幻想的な風景を織りなしています。
自然にゆらゆら揺れ動く姿をいつまでの眺めていたくなるほど。
近づいてみると、そんなに難しい構造ではないのですが、
お花のような絶妙に自然なかたちでふわっと漂う和紙が、たくさん集合することで、
森の中にいるような、優しい何かに包まれているような、心落ち着く不思議な感覚になります。
和紙の持つ繊細で柔らかな風合いは、まるで花びらのようで、
紙って元々植物だったんだなあ、と感じさせる風雅な趣があります。
下から覗くと、今度は海の底から、たくさんのクラゲを見ているような気分。
白いシンプルな和紙だからなのか、想像力をかき立てる、ワクワクするような空間です。
いつまで眺めていても飽きません。
たくさん写真を撮り過ぎていて、すみません。
少し離れて遠くから眺めると、花吹雪が舞い散っているようです。
SPREADの作品とのコントラストも面白いですね。
9月11日(日)まで開催しているので、ぜひ現地で体感してみて下さい。
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