ててて見本市2017・続き
前回に続いて、ててて見本市のご紹介です。
カラフルな色使いに、思わず立ち止まってしまったこちら。
切り絵作家YUYAと食のアトリエ・スパロウによる工房「アトリエ・フォーク」の展示です。
「ちょっきんきりえ」の名で親しまれているYUYAさんは大の民芸好き。
北欧的な雰囲気もある、朗らかなデザインは、民芸の器にもよく似合いそうです。
紙ものとテキスタイルが中心です。
ほのぼの温かく、のんびりとした気分にさせてくれる、独特の世界に和みます。
アトリエ・スパロウのスパロウ圭子さんは、
天然酵母のパンやチーズ、お菓子などを学べる会を開催している料理家。
教室では、民芸の器を使って、料理を出すそうです。
今回は、手作りのオリジナルジャムを出展されていました。
中野にアトリエがあり、レッスンの他、毎月第1土曜日は
オープンアトリエとして解放しているそうなので、気になる方は要チェック。
YUYAさんの作品も販売しています。
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Atelier FOLK
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最後に見つけたのは、和紙のアクセサリー。
繊細でふわっと儚く、軽やかな印象。
紙の色を染めた後、樹脂で加工しているので、破れたりすることはありません。
和紙そのものも見せていただきました。
石川県の希少な伝統工芸「二俣和紙」で、1300年もの歴史があるそうです。
素材の状態で十分美しい和紙です。
和紙の持つ半透明な透け感、柔らかく素朴な質感などに不思議な味わいがあります。
大きなモチーフでも、素材は紙なので軽いです。
エレガントなデザインも魅力です。
ピアス、ネックレス、ブローチなど、様々なアクセサリーがありました。
詩のように幻想的な雰囲気で、身につける楽しみが広がります。
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Jul(ユール)
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