今回の展示で、私が個人的に一番ときめいたもの。
美しすぎるステーショナリー♬
私の写真の技術力がアレですが、あまりに美しくて、しばし見とれてしまいました。
これ全部和紙です。
和紙に友禅の技法で模様が施されています。
近づいてみると、より美しさが分かるかな?
紙の質感なども古来の感じで、とてもいいのです。
「友禅和紙」という名前で展開している新しいシリーズです。
元々あった友禅の模様だそうですが、色をシックなものに変え、
ヨーロッパのクラシカルな紙製品のような風情があります。
まるでウイリアムモリスか、フィレンツェの古典的マーブル紙みたいな雰囲気。
色紙短冊、和本帖などを手がける京都の会社、
尚雅堂(しょうがどう)の新しいブランド「Ginger」。
会社名の"しょうが"の音からイメージし、
生姜は薬用としても使われ、人を芯から元気付けてくれるものでもあり、
活き活きとした暮らしの製品を、新しい視点で提案したい、という思いで名付けられたそうです。
ノートは和綴じ、箱やご朱印帳もあります。
こちらはディスプレイ用のパネルで、今のところ非売品だそうですが、
これが欲しい、というお客様を何人も見かけました。
素材も上質でしっかりしているので、インテリアとして需要がありそうです。
同じくGingerから出ていた、こちらは黒谷和紙の製品。
素材の質感が美しいです。
黒谷和紙は800年の歴史があるそうで、国宝桂離宮の襖紙や京都御所の修復、
ワシントンの日本大使館などにも使用されているそうです。
うちわや箱、名刺入れなどもありました。
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尚雅堂