今年も開催されていました、JAPAN BRAND FESTIVAL(ジャパンブランドフェスティバル)。
渋谷ヒカリエの8階へ行ってきました。
詳しくはサイトを見ると、その取り組みについて書かれていますが、
ものすごく緩く要約して書くと、例えば日本でものづくりをする人と、それを世界へ売りたい人、その活動を日本文化としてサポートしたい人などなどが、立場を超えて自由に出会える場所作り、というのがこのイベントの大きな目的です。
今回特に気になって立ち寄ったブースは「HOKKAIDO TO GO」。
私自身も別の形でお手伝いさせていただいたプロジェクトです。
ユニークな視点で、北海道の魅力を新発見・再発見し、伝えて行くというミッション。
今回は、道内3地域のお土産品を、国内外のデザイナーとマッチングさせてリブランディングし、
新しい商品に生まれ変わらせるという事例が紹介されていました。
釧路からは、焼き菓子とプリン。
プリンは、釧路湿原の霧をイメージして、和紙の包み紙を使ったデザインです。
ちょっと高級感がありますね。
プリン自体も、口溶け、味、色の3つの切り口で、食べた人が霧を感じるように開発したそうです。
プリンに使われている釧路の牛乳は、牛が海霧の浸透した牧草を食べていることで、こくが深まるのだとか。
プチサプライズとして、釧路の海の香りをイメージしたお香がオマケについてきます。
下の写真の焼き菓子は、元々ロングセラーである商品「釧路湿原紀行」をリデザイン。
今までブルーベリージャムの入った焼き菓子でしたが、新しいものはハスカップに変更予定だそうです。
パッケージには釧路湿原の風景と、そこに暮らす様々な動植物を描いています。
豊かな自然の魅力をもっと知ってもらいたいという思いが込められているそうです。
これすぐ欲しいと思ってしまった、りんごパイ!
余市町のりんごを使い、パッケージは施設利用者さんたちが組み立てやすいように、
作業効率に配慮しているそうです。
シンプルで可愛いし、お土産にしたくなりますね。
こちらはつまみに良さそうな、余市町の「BAKU BAKU NISHIN」。
身欠きニシンを現代風の味付けに加工したものです。
地元では子供から大人まで大人気の商品だそう。
唐辛子、ガーリック、黒胡椒の三種。
今までは、本当にザ・つまみという風情のビニールパッケージでしたが、
筒状のボックスに入れて、ギフトにもできるようになりました。
最後にこちらはドレッシング「カレーなるサラサラマサラ」。
北海道といえば、スープカレーが有名ですが、また新たなカレーブームを狙ってる?!
外国人観光客にも人気のカレー。インバウンドへの訴求も目的としているそうです。
玉ねぎ生産量日本一!の北見市の玉ねぎを使用しています。
商品名は社長のアイディアだそうで、ユーモラスな響きが、つい手に取ってみたくなりますね。
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JAPAN BRAND FESTIVAL
HOKKAIDO TO GO