小さなアーティストプロジェクト(後編)
前回の記事で、ギャルリーワッツの展示を色々とご紹介しましたが、
その中でも特にツボにハマってしまったものがありました。
それがこちらです。
丸く切った段ボールに何やらカラフルな絵と文字が。
これ実は、「すごろく」なんだそうです。
内容も子供たちが考えて書いているそうなんですが、それがすごく面白い。
右上はいきなり「ミッキーマウスに殺される。千回休み」
右下は「食堂で死んだ。むげんに休む」となかなか残酷で衝撃的な展開ですが、
左上は「花を見ていたら夜になった。スタートへもどる」
左下は「さすがゆうやけ。11すすむ」など急にロマンチック。
イラストも個性があっていい感じです。
左「やまをのぼっていたら、はねがはえた 10マスすすむ」
右「かばんをビリの人にとられた!!ビリの人のところへ」
ポエムのような内容があったと思ったら、やたら現実的な内容もあったり。
一つ一つの発想が可笑しくて、つい全部のカードを見てしまいました。
これなんて、UFOキャッチャーでゴール手前まで連れてってくれる。今時の子供らしい発想なのかも、笑。
吹き出しのセリフがまた可愛くて和みます。
こちらの右のカードはある日突然登場したという「むてきカード」。
窮地に陥った時はこのカードが使えるんだそうです。
子供達の自由な発想で、新しいルールがどんどん加わっていく、とても面白いすごろくゲーム。
私もいつか参加してみたいなー。
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ギャルリーワッツ
アトリエテンテント(こちらの教室に参加した子供達の作品が展示されていました)