日本橋高島屋S.C.の新館4階に不思議な一角が。
新しいカフェができていました。
デパートの中にあるカフェとしてはどこか一味違う、独特の趣があります。
古い映画のワンシーンのような、古道具屋のような雰囲気。
なんとなく実家っぽさもあるかも?!
懐かしさを感じさせる、レトロな風情漂う店内です。
おしゃれにキメキメなディスプレイというより、
雰囲気は良いのだけど、適度にゆるく雑然とした居心地良さがあります。
京都の恵文社をちょっと思い出しました。
実はここは秋田と仙台に店舗がある、「本と珈琲とインクの匂い」がテーマの文庫カフェ。
その3号店なのだそうです。
確かに店内には本がたくさん。
誰かの家の書斎のように、ほのかな気配を感じさせるディスプレイです。
本のセレクトもよくよく見るとテーマで分けられています。
貸本コーナーもあり。(現在はコロナでサービスお休み中)
文庫本は一冊100円で購入することもできます!
レトロなおもちゃも並んでいて面白い。
ついディスプレイの一つ一つに目を凝らしてしまいます。
そういえば、小机のところに何か貼り紙がありますね。
近づいて見ると、
「栞とブックカバーはどうぞご自由にお持ちください。 店主」
レトロなデザインの栞とブックカバーが並べて置いてありました。かわいい!
ご自由に持って帰っていいなんて!!ブックカバーはランピングにも使えそうですよ。
コーヒーもとても美味しく頂きました。
なんと、コーヒーハンター 川島良彰さんが監修されているようです。贅沢!
ガレット、オープンサンド、シチュー、ケーキ、かき氷など、フードメニューもかなり豊富でした。
店内の雰囲気に独自の世界観があり、
デパートの中で不思議な異次元トリップ感を味わえます。
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黒澤文庫