mtのお膝元、岡山県にやってきました\(^o^)/
・・・と行っても岡山の山間部、奈義町です。(もう鳥取の方が近い)
でもここにはすごい美術館があります。
奈義町現代美術館。建築好きなら誰もが知る磯崎新の設計!!
1994年の開館だそうですが、今も全く古さを感じさせません。
まさか、岡山の山奥にこんな素晴らしい美術館があったとは。
館内は3人のアーティストの作品が半永久的に展示され、建物そのものがアート作品と一体化しています。
特に見どころスポットの1つは「太陽の部屋」と名付けられたこのスペース。
円柱を横にした不思議な浮遊感の中に、京都・龍安寺の石庭らしきものが、筒の内側に広がっているのですが、
決してたどり着くことはできません。なんとも不安定で落ち着かない空間。
この場所、映えスポットとしても人気があるそうです。
ギャラリーでは、奈義町在住のアーティスト、花房紗也香さんの作品展が開催されていました。
窓枠や部屋など、フレームの内と外が不思議に入り混じったような、独特の構図が特徴的な花房さんの作品。
油彩やアクリル絵の具をベースに、シルクスクリーンやプリント布なども使っており、色の質感がユニーク。
どこか和む、優しい雰囲気も感じられ、見れば見るほど、心惹きつけられる世界観なのです。
花房さんが子供たちと一緒に行ったワークショップの作品も、一角に展示されていました。
美術館の中で、それぞれが自由に好きなように絵を描いて、できた作品を展示。
子供達ののびのびとした様子、絵を描く喜びが伝わってきます。
美術館に自分の作品を展示してもらえるなんて、なんとも粋な試みです。
花房さんの作品は、12月19日(日)まで展示されているそうなので、
ご興味ある方は是非行ってみてください。
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奈義町現代美術館