ある日のものすごい霧の朝。
1時間以上待った挙句、どうにか船を走らせて島へやってきました。
やってきたのはこちら、犬島です。
瀬戸内国際芸術祭2022も始まりました!
島の中をプラプラ歩いていると、わー猫がいる。犬島なのに。
・・・いやいや、そうじゃなくて、地面の方をよく見て!何か描いてある。
早速見つけました。「石職人の家跡」で公開されている、淺井裕介さんの作品。
mt工場見学ツアーをはじめ、mtの様々なイベントに行ったことある方はきっとご存知かもしれない、
お馴染みのアーティストさんです。
mtの工場内に淺井さんの作品がどーんと飾られていたこともありましたねー。
こちらの作品は、淺井さんが一ヶ月以上犬島に滞在し、
島の方々と会話したり、時には一緒に制作を行ったりして、作り上げたものだそうです。
よくよく見ると島に実在するモチーフや、島の人々が描いた図柄も含まれています。
淺井さんの作品は、見ているとほのぼのとした気持ちになって、やっぱり素敵だなあ。
(「インタビュー」ページにも淺井さんが登場していますので、要チェック)
こちらは、ベアトリス・ミリャーゼス氏の「A邸/Yellow Flower Dream」。
自然の中にひょっこり現れる、カラフルで明るく元気、生き生きとリズミカルな作品。
犬島なので、犬もいました。アッと驚く巨大ワンコ。
遠くからも見えて、なかなかのインパクト。犬島のシンボル的な存在です。
造形家・川埜龍三(かわのりゅうぞう)氏による、海の家を犬小屋に見立てた巨大パブリックアート。
奥行5m10cm、高さ3m、幅2m40cmだそう。
近づいてみると、様々な素焼きの陶版タイルを組み合わせて作っています。
これらは主に備前焼だそうですが、タイル作りは全国各地でワークショップが行われ、
様々な人が参加しているようです。その数2万枚!!
三鷹天命反転住宅などでも行われたらしい。参加したかったなー。
港にあるお土産屋さん。めちゃオシャレです。
mtいくつかありましたが、私は先ほど見た、ベアトリスさんの作品を表現したこちらのテープを購入。
カラフルな色使いが可愛い。(写真が少しボケ気味ですみません)
ちなみにここで買った桃ジュースが絶品でした。さすが岡山!
マスカット・オブ・アレキサンドリアのジュースもありました。
犬島は全部歩いて回れるほどの小さな島で、ほっこりとした穏やかな時間が流れていました。
今回は仕事のため駆け足だったけれど、またゆっくり訪問したい島です。