マスキングテープ「mt」- masking tape -

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mt design project 後編

静岡大学教育学部附属静岡中学校の授業の一環として取り組む「mt design project」。ついにプレゼンテーション本番の日となりました。

生徒さんは各クラス9班のチームに分かれ、合計36チームが「mtブランドの価値を追求する」アイデアを考え抜いてくれました。

プレゼンテーションの時間は各チーム3分以内、プロジェクターを使って、デザイン画やロゴデザイン案、時にはCGや手作りの製品サンプルを見せながら、それぞれのスタイルで私たちに想いを伝えてくれました。

各チームのアイデアは以下の通りです。

3年A組
(発表順)
7班「mt wett」
2班「あなたの手で。あなたのmt。」
1班「にょろ」「KEEP OUT マステ」
4班「New original mt」
3班「mt eco」「mt pen」
5班「mt×Music」「匂いますテ」
8班「Fuchu mt Aqurium」「mt&PANTONE ex」
9班「mt travel」
6班「鼻だけ日本旅行」

3年B組
(発表順)
1班「Advent Calender」
7班「チビはり」「mt 芯」「カドマス」
2班「Magic Time」
6班「チリツモ!」
9班「色が変わるマステ」「Light in Night」「電子化デジタル化」
「食べれますって?!香りますって!!」「何がでるかな?mt!!」
8班「COLOR the HOSPITAL PROJECT」
4班「自由自在のマステホルダー!」
3班「mt camping」
5班「Funaction」

3年C組
(発表順)
1班「mt museum」「mt room」
6班「mt 鯉のぼり〜「世界に一つだけ」をつくろう〜」
7班「まちかどmt」
3班「食べれマステ」
4班「ヘタークラフト」
8班「透かすmt」
5班「貼る 生まれる 新たな自分 ー新たな自分を自分の手で作ってみませんかー」
3班「Air」「Glitter」「日本の方言」
9班「MUSEUM TOWN -町×mtプロジェクト-」

3年D組
(発表順)
1班「見て、触って、もっとmt」
4班「masking tape × some stories」
7班「おなまえシール」
2班「五感で楽しむマステ」
3班「mt × スマホケース 体験型スマホケース手作りプロジェクト」
5班「mt book」
8班「mt of subject」「mtで塗り絵&パズル」
9班「地味→かわ→便利」「とうめい活かし」
6班「mt Book」「mt×COMIC BOOK」

この中で各クラスから優秀賞を1点ずつ(A組のみ2点)、また審査員それぞれの賞を計3つ選ばせていただき、副賞としてmtをプレゼントさせていただきました。

(優秀賞)
3年A組 「鼻だけ日本旅行」

3年A組 「mt eco」

3年B組 「COLOR the HOSPITAL PROJECT」

3年C組 「食べれマステ」


3年D組 「masking tape × some stories」

<居山浩二さんの全体の感想>
以前よりmtに触れてきたからこその
十分に練られたプレゼンテーションにとても感心しました。
既出のアイデアもいくつかありましたが、
未知から生み出されたフレッシュなアイデアとして捉えると
それらもとてもユニークなプランだったと思います。

ただ、真剣に取り組んだからこそなのでしょうが、
具現化を踏まえすぎているというか、
もっと破天荒なアイデアがあってもいいのに…とも思いました。
とはいえ本当に楽しくも刺激ある時間となりました。
ありがとうございました。

デザインは手を動かしてつくることでもあるけれど、考えることでもあります。
受け手のこと、使ってほしい人のことをどれだけ考えられるか。
「デザイン=思いやり」です。
それは感覚的なものではなく、誰にでもできること。
日常の暮らしの中で友達や家族、先生方と接する中で思いやりを持って過ごすこと。
それは生きていくことをデザインしていくことにも通じます。
職業としてのデザイナーにならなくても、
どんな大人になろうとも、
広い意味で「デザイン」というものはあらゆる側面で
人の営みにとって役立つ、とても大切なもの。
これからも様々なことを意欲的にデザインしていってほしいと願っています。


カモ井賞 C組8班 「透かすmt」
物体にテープを貼って、透かして鑑賞するというアイディアはプロの作家さんの作品で
使われることもあるのですが、自分たちなりの視点、感性で、
貼るという機能とは別に「透ける」というmtの特性に着目した点に惹かれました。

居山賞 D組 6班「mt book」
プレゼンテーションでは時間切れで、説明まで辿り着けませんでしたが
企画書の最後に記載されていた「シリーズ化の一つとして」という案を
居山賞として選びました。
広い意味での学びに活用するmtというのはありだなぁと思いました。
リアルな勉強のためというよりは、クイズに答えていくような気楽なスタンスで、多様な知識を得られるものであれば、多くの人に楽しんでいただけるはず。子どもの知育教材としても役立ちそう。

DNA賞 B組6班「チリツモ」
日常の中で「こんなものが欲しい!」と、中学生の皆さんならではの素直なひらめきと、純粋にワクワクしながら考えてくれた様子が伝わってきました。
「mtのワクワク×勉強の辛さ=化学反応が起こる!」
「勉強をデザインする!ワクワクと実用を。」
「使い終わる悲しさを、使いきる達成感・喜びに変える!」という
キャッチコピーやコンセプトワードも心に響き、こんな風に学生さんたちの日常に欠かせなくなる商品を作りたいと感じました。
背伸びしたり、正解を出そうとせず、素直な気持ちで考えてくれたのが嬉しかったです。

中学生の皆さんが日常の中で感じた、素直な気づき、やさしい目線に触れて、私たちも大いに気づきをもらった有意義な時間となりました。

また、静岡大学教育学部附属静岡中学校の先進的な授業内容やプレゼンテーションの完成度の高さにも感銘を受け、このように中学生の授業の一環として「デザイン」で暮らしをよりよくする思考力を育んでおられる萩原先生の取り組みにとても共感するとともに、「mt」を題材に取り上げてくださっていること、普段から授業でmtを使ってくださっていることを改めて光栄に感じました。

今回考えていただいたアイデアの中から、いつか形にできればと考えています。この度はお声がけいただき、本当にありがとうございました。

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