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ミロ展にて

東京都美術館でスペインの偉大なる画家、ジョアン・ミロの大回顧展が開催されています。

ミロはピカソと並ぶ、20世紀を代表する芸術家といわれています。今回、他の地域に巡回はせず、東京都美術館だけの開催と聞き、急いで観に行ってみました(後半になると混むので)。実は私は昔からミロが好きで、ミロの作品が多く展示されいてる南フランスの美術館へ行ったり、マヨルカ島にあるミロのアトリエまで訪ねたこともあるのでした。

ミロのアトリエの写真も展示されていました。

今回の展示は、90歳まで生きたミロの全生涯における創作活動を振り返り、世界中から集めた名作を一堂に展示した最大規模の回顧展!とのことで美術館も気合が入っているようです。

ミロの作品を初めて見たのは小学校の時の図工の教科書です。ミロの代表作でもある「星座シリーズ」のひとつでした。他の芸術家にはない独特の不思議な作風が強烈で、自由で伸び伸びとした形と色使いに妙に心惹かれた記憶があります。子ども心に本能的にひっかかる絵でした。この時代のアート業界でも、ミロの登場はかなり鮮烈だったのではないでしょうか。

オブジェやポスターなども多様な作品があり、一部は自由に撮影できるようになっていて、かなり見応えのある展示でした。ミロの作品は個人的にどうしても色のコントラストとバランスの絶妙感に注目してしまいます。奇妙な違和感がありながら、おおらかでリズミカルな、清々しい心地良さを感じて、つい見入ってしまいます(あくまで個人の感想ですが)。

そして、東京都美術館はグッズコーナーが秀逸であることも密かな楽しみであります。以前開催されていた岡本太郎展やマティス展の時も、グッズのセンスの良さに驚き、思わず爆買いしてしまった危険地帯だったので、今回も買い過ぎないよう自分にブレーキをかけつつ、期待大で挑みました。

そして案の定、今回もつい色々と買ってしまったのですが、よく見てください!なんと、マスキングテープがなかったのです!最近は美術館の展示といえば、マスキングテープはお約束のように標準装備されていることが多いのですが、今回、何度探してもない(涙)!ミロなんて、カラフルでビビッドなデザインはマスキングテープにぴったりのモチーフだと思うのですが〜。

もしかして、今後出てくるのかもしれませんが、私が訪れた3月時点ではありませんでした。いやー、もういっぱい持ってるんだし、これ以上買うなよって話ですが。(検索すると、昔やっていた別のミュージアムのミロ展にはマスキングテープがあったようです)

これから展示に行かれる方は、なかったよーっていう報告で恐縮ですが、他にもグッズは魅力的なものがたくさんありましたし、展示は素晴らしいのでご興味ある方はぜひ行ってみてください。7月6日まで開催しています。

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ミロ展

 

 

 

 

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