INTERVIEWインタビュー
第2回のインタビューは、ドイツ出身の姉妹によるデザインユニット「カピッツァ」。
世界中でマルチに活躍するデザインスタジオです。
お2人との出会いで、自由な発想と遊びココロが隅々まで詰まった、革新的なデザインが生まれました。
どんな想いで考えてくださったのかお話を伺いました。
- Kapitza プロフィール
- ドイツ出身のNicoleとPetra Kapitzaの姉妹は
イギリス、ロンドンを拠点とし2004年に自身のデザインスタジオを設立し活動を開始しました。
今までにGUCCI、Clinique、IKEAそしてSwatchなど広範囲な国際的ブランドとのコラボから、
ロンドン市内にある病院の装飾プロジェクトまで様々な活動を行うなど、
彼女たちのカラフルで幾何学的なデザインは世界中のクライアントから注目を集めています。
1. どんなものをデザインしていますか
- まず柄や色を自分たちのスタジオでデザインし、
商品はどんなものかを見ながらコラボしていきます。 - swatchとコラボした時計からIKEAのテキスタイル(布地)など、様々なものをデザインしています。
コラボする際には、まず柄や色を自身のスタジオで制作し、
そしてお客様の商品はどのようなものか実際に目で見てデザインしていきます。
他にもアメリカの切手もデザインさせて頂いたことがあります。
2. デザインする上で大切にしている事
- デザインはプロダクトや場によっていつも変わってくる。
mtは小さいスケールの中でどう表現するかが大切。 - 一番大切なことはデザインがそれぞれのプロダクトに合っているかどうかです。
例えばmtはサイズがとても小さいため、小さいスケールの中でどう表現するかが大切になってきます。
他にもCliniqueのデザインをしたときには、陳列されている棚の中で目立つデザインにしようと思いました。
現在私たちは病院との新しいプロジェクトに動いていて、
こういった場合デザインは落ち着いたデザインにしなければなりません。
また大きな壁画をデザインするときには、人々が飽きずにいつまでも見ていられるようなデザインを心掛けています。
こういったようにデザインはそのプロジェクトや場所によっていつも変わってきます。
3. mtとの出会いと制作のエピソード
- 以前からmtの大ファンでコラボしたかった!
この出会いが始まりとなりました。 - パリの展示会でmtチームと出会いました。
私たちは以前からmtの大ファンであり、
いつもmtとコラボしたいと思っていたので、この出会いが始まりとなりました。
mtはどこにでも使えて素晴らしいものであり、
これからもmtのデザインに携われたらいいなと思っています。
4. mtファンへこんな風に使ってほしいというメッセージ
- クリエイティブになってほしい。
どうやってmtを使うのかを見るのが楽しみ。 - 私たちはmtファンにクリエイティブになってほしいと思っています。
mtをクラフトに使ったり、新しい使い方を生み出したり。
私の姪はお人形の家を全てmtでデコレーションしていて、とてもモダンでアートな家になっています。
mtファンの人たちがどのようにmtを使うのか、発見するのが楽しみです。