もっとあなたのそばに
2023年、カモ井加工紙はおかげさまで創業100周年を迎えます。
これから先の100年に向けて、素材と丁寧に向き合い、お客様にものづくりの楽しみをお届けし、さらにその先にいる誰かのために幸せを循環させる活動として、廃材を活かし、新たな価値を生むプロジェクト「mt next 100 project」に取り組みます。
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マスキングテープは「ログロール」と呼ばれる、長い巻き取り紙をカットして作られます。製造する過程で発生する両端の端材が「ヘタ」と呼ばれ、これまで大量に廃棄されてきました。形は不揃いですが、テープとして十分に使用できるため、このたびランダムに詰め合わせたものを商品化することになりました。
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マスキングテープを作る工程で「ログロール」と呼ばれる長い巻き取り紙の最後に、半端に余ってしまう紙があり、こちらもこれまで廃棄されてきました。カラフルなこの紙をシュレッダーにかけて、ペーパークッションにし、mtオンラインショップから発送する荷物や、各販売店へ商品を納品する際の「緩衝材」として活用が始まっています。
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同じくログロールの最後に余ってしまう部分、マスキングテープには加工できないカラフルな原紙を、そのままラッピングペーパーに使いやすいサイズにカットしました。印刷ではなく、芯から染めて着色しているので、両面とも同じ色合いが楽しめ、それぞれが深くビビットな発色が美しいペーパーです。
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mtをつかって「しあわせのはね」を作り、高齢の方や障がいのある方に「アートをプラスした手仕事」を通じて生きがいや社会とのつながりを感じる仕組みづくりを考えていた西村くん(アトリエ ペルポンディキュレール)。私たちは彼の取り組みに賛同し、このプロジェクトがはじまりました。